お知らせ
北斗の工場風景とお仕事内容を大公開!!!2025.08.26 お仕事紹介

株式会社北斗の工場・施設の紹介ページです!
私たちは日ごろ、ビルや商業施設、公共施設など、人々の暮らしを支える建物の骨組みとなる鉄骨を製造しています。
このページでは、普段どんなところでどんなお仕事をしているかの一部を紹介いたします。
皆さんが将来の活躍の場となるかもしれない、私たちのものづくりを支える工場と、そこで働く職人の雰囲気を感じ取っていただけますと幸いです。
安全第一の徹底した管理体制のもと、最先端の設備と熟練の技が融合した、スケールの大きな仕事の現場をぜひご覧ください。
1工場
外観
手前にある水色のものは門型クレーンと呼ばれ、製品を吊るのに使用しますが、北斗にあるクレーンの中には最大20t(20,000kg)まで吊れるものがあります。

1次加工
工場に納入された材料の切断・孔明けなどを行います。
加工完了後、柱の材料であれば1工場、梁の材料であれば2工場に運んで、次の加工に移ります。

仕口
溶接しているものは“仕口”と呼ばれる製作途中の柱の一部です。
柱と梁が交わる部分に該当し、鉄骨の中でも特に重要な箇所になります。

UT検査
鉄骨の重要箇所は“完全溶け込み溶接”と呼ばれる、
鉄骨同士をしっかり奥まで溶かして一体化させる溶接方法で溶接を行います。
その際、溶接内部に溶け込み不良などの欠陥が無いか検査する必要があり、
そこで使用するのが”超音波探傷器”と呼ばれる、超音波を用いた検査方法になります。
超音波を用いることで、製品を傷つける(削ったり、割ったり)事無く溶接内部を検査できます。

大組
先ほどの仕口と仕口を鋼管で繋げた状態です。
これで柱の大枠ができた状態になります。
回転機で回転させながら溶接ロボットで繋げた部分を溶接します。



組立
柱に鉄板などの部品を取付します。
部品は大小様々な形状があり、図面を見ながら何処にどの部品を取付するのか、
確認しながら作業をします。

寸法検査
組立完了後、部品の取り付け位置などの検査を行います。
取付した部品は正しいか、取付位置と角度は問題ないかなど、スケールや差金を当てて確認します。
問題があれば、指摘・修正してから本溶接になります。

部品溶接
柱に取付された部品を溶接します。
大組立の時は溶接ロボットを使用しましたが、取付された部品は形状が様々あり、
ロボットでは対応できないので、人の手で本溶接を行います。

柱塗装ヤード
柱塗装
工場内で本溶接まで完了した柱製品は、柱の塗装ヤードへ運んで錆を防止する為の塗装を行います。
ビニールやテープが貼ってあるのは、塗装しない箇所に塗料を付着させない為の養生です。
塗料が乾いたら鉄骨製品の完成となります。


柱発送
塗装が完了した製品は工場敷地内で一旦保管しておき、
工事現場の建て方に合わせてトラックで現場に搬入します。

1工場 練習場
溶接試験の練習や、試験の受験を行います。
ブースにそれぞれアーク溶接機・ガス溶接機を備えており、試験前は受験者が合格に向けて日々練習を重ねております。



2工場
外観
こちらは第2工場です。
第2工場は梁を製作する工場になります。

組立
1工場で1次加工(切断・孔明け)された梁材料に鉄板や部品を取付します。
柱同様に、図面を見ながら取付するもの、位置、角度などを確認して間違いがないように
組立します。

寸法検査
組立完了後、部品の取り付け位置などの検査を行います。
取付した部品は正しいか、取付位置と角度は問題ないかなど、スケールや差金を当てて確認します。
問題があれば、指摘・修正してから本溶接になります。

本溶接
取付された鉄板や部品を本溶接します。
柱同様に手溶接で溶接します。
溶接完了後、溶接部の検査をして問題なければ塗装の工程になります。

梁塗装ヤード
梁塗装
工場内で本溶接まで完了した梁製品は、梁の塗装ヤードへ運んで錆を防止する為の塗装を行います。
ビニールやテープが貼ってあるのは、塗装しない箇所に塗料を付着させない為の養生です。
塗料が乾いたら鉄骨製品の完成となります。

梁発送
工場内で本溶接まで完了した梁製品は、梁の塗装ヤードへ運んで錆を防止する為の塗装を行います。
ビニールやテープが貼ってあるのは、塗装しない箇所に塗料を付着させない為の養生です。
塗料が乾いたら鉄骨製品の完成となります。

いかがでしたでしょうか。
私たちの工場では、一つひとつの製品に心を込めて、社会の基盤を創り上げています。
この場所は、単なる製造拠点ではなく、未来の技術者や職人が育つ場所でもあります。
鉄骨製造というダイナミックな仕事に興味をお持ちの皆さん、私たちと一緒に日本の未来を創ってみませんか?
皆さんとお会いできる日を心より楽しみにしております。